2019年 中途入社

勝股 春樹HARUKI KATSUMATA

第2統括部1部2課
(展示会チーム) /
推進職(営業・制作)

ディスプレイ業界は今年で11年目。
今後を担う若手社員の教育という点に強い関心を持ち、
自己の経験とノウハウを発揮できるフィールドが
あると思い入社。営業 兼 制作として
主にショップの内装などを手掛ける。

写真:勝股 春樹
自由に想像し自在に創造しよう

ディスプレイ業界は今年で11年目。今後を担う若手社員の教育という点に強い関心を持ち、自己の経験とノウハウを発揮できるフィールドがあると思い入社。営業 兼 制作として主にショップの内装などを手掛ける。

クライアントからのご要望次第で、
何にでも対応できる窓口。

現在の仕事内容を教えてください。

私はイベントや展示会を担当する課に属していますが、展示会イベントに限らず、ショップやオフィスの内装工事も担当しています。クライアントからのご要望次第で、何にでも対応できる窓口であることを心がけています。

抱えている案件は常に10件前後は同時進行で、全国で開催される展示会の出展ブースやイベントを年で20から30件。内装は年に10件くらい。年間40~50件程度の案件を担当しています。

写真:仕事をする勝股の様子

自分の成長と
これまでの経験を生かした
若手社員の教育のために。

丹青ディスプレイを選んだ理由は何ですか?

前職も同じ業界で、新入社員として入社して11年、現職で2年と、この業界では13年のキャリアがあります。

丹青ディスプレイに入社したきっかけは、前職の先輩が当社に在籍しており、私の退職をきっかけに「面接を受けてみないか」と連絡をくれたことです。当社のことは以前から知っていましたが、それまで特別意識をしたことはありませんでした。

なのになぜ選んだのかというと、採用面接で「丹青ディスプレイには今後を担う若手社員とその社員を教育できるスキルを持った人材が足りない」と聞いたからです。そこで、私自身の成長とともに、若手社員を教育できる場として自分の力を発揮できる人材を求めていると感じ、当社に決めました。

写真:自分の成長と若手社員の教育に意欲的な勝股

意見をぶつけ合うことに
寛容な社風こそが「モノづくり」の
最先端である当社の根幹。

入社してみて職場の雰囲気はどうですか?

丹青ディスプレイの社員はスペシャリスト集団です。自分でわからないことがあればすぐに他の社員に聞きに行けるし、上司にも気軽になんでも相談できる風通しの良い雰囲気があります。

また、私の所属する課では全員で同じ案件を担当することはあまりなく、個々で仕事を動かしています。そのため、隣の人が現在何の仕事をしているのかわからない、という事態を避けるために、社員でスケジュール管理ツールを使ってお互いの業務を把握することができます。

案件の規模が大きくなると、部署の垣根を越えてプロジェクトチームを発足し、協力して案件にあたります。営業・制作管理・デザイナーなど、様々な立場の人が集まることで、時には意見が衝突することもあります。ですが、このように忌憚のない意見をぶつけ合うことに寛容な社風こそ、「モノづくり」の最先端である当社を支えている根幹であると思います。意見の衝突は、お互い良いものを作ろうとする思いのぶつかり合いです。乗り越えた後に、チームメンバーで共有する達成感は最高ですよ!

写真:意見しあう様子
写真:パソコンで仕事をする様子

クライアントが求める形や正解を、
お互いに突き詰めていく。

今の仕事の面白い部分、大変な部分を教えてください。

この仕事の面白さは「形のないものを作っていくこと」だと思っています。「形がない」とは「正解がない」ともいえます。自分一人で「正解」を導き出すことは非常に難しい。そんな時は周りを見れば、自分にないスキルを持っている、頼りになる人たちがたくさんいます。それぞれが持つスキルを発揮したプランを一つにまとめ、クライアントに提案する。もちろん一度ですべてに好評を頂くのは難しいですが、ブラッシュアップさせたプランで何度でもトライします。そうやってクライアントが求める「形」や「正解」を、お互いに突き詰めていく。この過程こそが、この仕事で一番やりがいがあり、また一番大変な部分でもあります。

よく、「営業」と聞くと、「飛び込み営業をさせられるのではないか」と不安に思うかもしれません。そのケースもゼロではありませんが、当社の営業はどちらかと言うと既存のクライアントとの付き合いを深くするというスタイルです。もちろんそこから派生して新規のクライアントにつながることもあります。

また、「営業は仕事を取るのが仕事で、取ったあとはお任せ」ということはありません。クライアントと打ち合わせをして、「この案件はあのデザイナーが合いそうだ」と思えば、自分の判断でデザイナーを決めます。常にクライアントにとってベストな体制を考えること、またその裁量を自分が持つことができるという事も、この仕事の面白い部分であり、かつ難しいところでもあります。

また、任される業務の範囲が広いので、深く広く、多岐にわたる知識が必要です。それらをこなしつつ、さらに複数の案件を同時に進行させるタスクマネジメントができるようになるので、最初は大変かもしれませんが、自分の成長に繋がります。

写真:打ち合わせの様子

ネームバリューが強いことで、
多様な仕事を掴む第一歩となる。

丹青ディスプレイにしかない、強みや魅力は何だと思いますか?

当社の強みは、はっきり言うと親会社のネームバリューが強い事です。これは「親会社の影響力が強い」とか「親会社の威光を借りる」といったネガティブな意味ではありません。

ディスプレイ業界にはそれこそ数多くの同業他社が存在しますが、その中で他社に先駆けていかに仕事のきっかけを掴めるかという部分の第一歩として、親会社のネームバリューが非常に有効に働きます。安心して仕事を任せることができる会社であるという第一印象をクライアントに抱いていただくことができるわけです。当然その信頼を余すことなく実行できる実力が当社には備わっています。

またきっかけを多くつかめるという事は、それだけ多様な案件に携わることができるという事です。この業界で扱う商品や情報は、まだ世に出ていない最先端の「モノ」ですので、その見せ方も一様ではありません。

我々の仕事は、クライアントから「これを作ってください」と形を示される依頼はありません。「この商品を売るためにはどう見せるべきか?」と質問されます。先に述べたように、「形」や「正解」のないものを作り上げることは非常に困難かつ面白い部分ですので、そんな仕事に携わる機会が他社よりも多く得られ、経験を積むことができる。これが当社の強みです。

昨今のイベント業界でいえば、映像を活用したソフトの提案ができるデザイン会社が多くなってきました。しかもVRや今までにない映像表現で見せられるところが増えています。そのような技術力を持った会社と仕事をすることで、今まで知らなかった分野の知識を得ることもできます。この業界は新しい発見ばかりです。

写真:打ち合わせの様子

来場者のリアルな反応を
目にする機会は
貴重でやりがいを感じる瞬間。

これまでの仕事で一番やりがいを感じたことは?

クライアントも来場者も満足いただける空間をプロデュースできたときはやりがいを感じますね。特にクライアントからの評価はもちろん、来場者の方々の反応が非常に良いと実感できた仕事は、それまでの疲れも吹っ飛びます。

私はとある女性向けコンテンツのイベントを担当させていただいたことがありますが、このとき来場者のファンの方々が、我々がプロデュースした空間に感動して涙を浮かべている様子を目にしました。そのとき、来場者のファンの方々が、苦心して創り上げたこの空間を受け入れてくれた!と感じました。また、来場者の方々は我々のクライアントにとっても一番大事な存在なのでクライアントの役に立てたという思いも実感できました。そういったリアルな反応を自分の目で見ることができる機会は、とても貴重でやりがいを感じる瞬間です。

クライアントや来場者のファンの方々の良い反応を見ると、「よっしゃ!」と頑張る気力がわいてきます(笑)。

写真:仕事をする勝股の様子

社内のコミュニケーション能力の
強化と
新しい演出などの
知識と経験を増やす。

未来への期待、モチベーションと目標

自分が成長することに重きを置きつつ、若い人に私が持っているスキルを継承できる、若い人を育成できる人間になりたいと考えています。

私の目標のひとつめは、コミュニケーション能力の強化です。クライアントからは明確な指示を頂くわけではないので、先方が考えている本質をいかにして探って行くかが重要です。そのためにはクライアントとコミュニケーションを取って意図を汲み取るしかありません。また、その意図をいかに正確に社内外のスタッフ間で共有できるかという部分でも、コミュニケーション能力は大事です。前職ではチームを組まず一人で案件に携わることが多かったため、特に社内のプロジェクトメンバー間のコミュニケーション能力を身に着けることが、今の私の目標です。

ふたつめは、新しく出てくる映像やテクノロジーを活用した演出などの知識をもっと身に付けることです。まだまだ情報収集が足りないと感じています。これからも自分の知識と経験を増やし、クライアントに提案できる武器をひとつでも多く持っておきたい、そのための情報収集を積極的に実施するというのが、現在の課題です。

若い人にはミーハー心を大切にし、常に新しいものをキャッチできるアンテナを張っていられる人になって欲しいと思っています。

写真:情報収集に積極的な勝股
写真:勝股 春樹

就職活動中の皆さんへ

今はSNSがあるので、直接人と会わなくともコミュニケーションをとることができる時代です。しかし、お互いを理解するにはフェイストゥフェイスも大切です。すべてがネットで済むわけではありません。むしろリアルな空間でのこれまでにない新しい見せ方が求められています。その意味では今後、伸びしろがある分野だと考えています。

丹青ディスプレイには情熱を持った人に来て欲しいと思っています。興味の対象が広い人、そして興味がないことにも興味を持ってくれる人。そして、人とコミュニケーションが取れる人です。人と話すことが好きな人。コミュニケーションが苦手でも、仕事の上ではきちんと話ができる人が良いと思います。

また、新しいコンテンツを扱った空間を提案する際に、「知らないからできない」・「興味がないから知るつもりもない」では、クライアントに良い提案は絶対にできません。「知らない世界だけど、勉強してみよう」と、何にでも興味を持って取り組んで欲しいと思っています。それは私自身に対しても言えることです。 とても大変な仕事ですが、やりがいは保証します。

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